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皇帝の花嫁 (オペラ) : ウィキペディア日本語版 | 皇帝の花嫁 (オペラ)[こうていのはなよめ]
『皇帝の花嫁』(こうていのはなよめ、)は、ニコライ・リムスキー=コルサコフが作曲した第9番目のオペラ。全4幕からなる。リブレットはレフ・アレクサンドロヴィチ・メイ(Лев Александрович Мей, 1822年 - 1862年)の同名の詩劇(, 1849年作)を基にイリヤ・チュメネフ( , 1855 - 1927)が作成した。ツァーリ・イヴァン4世の后マルファ・ソバーキナが結婚直後に急死した史実に基づいている。リムスキー=コルサコフのオペラの代表作の一つとしてロシアでは頻繁に上演される。 == 作曲の経緯 == 『皇帝の花嫁』は元来、ミリイ・バラキレフがアレクサンドル・ボロディンとリムスキー=コルサコフの2人にオペラの題材として薦めたものである。ボロディンは、1867年から翌年にかけて作曲に取り組んだものの、結局放棄している〔ボロディンの作曲放棄を受けて、リムスキー=コルサコフに題材を示したと思われるが不詳。〕。リムスキー=コルサコフも作品に関心は示したものの、作曲には至らなかった。それから30年後の1898年になり、ようやく作曲に取りかかった。リブレットを担当したチュメネフは、リムスキー=コルサコフのかつての弟子であり、絵画、小説、オペラ台本と幅広く活躍した人物である。作曲は1898年2月から開始され、11月25日にオーケストレーションを終えている。
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